企業やインターネットに関わる人たちが、メールマガジンを発行するのはわかりますが、商店街や小売店単位でメールマガジンを発行して意味があるのか、疑問をもたれる方もいらっしゃるかもしれません。 全国規模で、ビジネスを展開したい会社や人のためのツールであって、小規模で地区限定の商売には、見合わないのではないか・・・。
たしかに、メールマガジンは何千、何万、時には何十万という数のアドレスに宛てて、はじめて効果が上がるように思われています。 それに対して、商店街や小売店で考えた場合、商圏人口から考えても、何万もの読者を得ることは難しいでしょう。
しかし、反応率を考えてみるとどうでしょうか。
一般にメールマガジンでは、読者がなんらかの反応を起こしてくれる率は数パーセントといわれていて、それが実際の商売に結びつく確率となるとさらに低くなります。ですから、何千・何万という数のアドレスに配信する必要があります。
一方、商店街や小売店での読者は、お店の場所や店構え、ご主人まで知っている方、言い換えれば、あなたのお店に最初から親しみを持っている方たちです。そんな方があなたのお店のメールマガジンを受けとったとしたら、その反応は、一般のメールマガジンに比べて、何倍にも何十倍にもなります。まして、毎日の買い物や通勤・通学であなたの店の近くまで来られている方であれば、メールマガジンが届いていることで、「ちょっとあのお店に寄ってみよう」というきっかけになるのです。
商店街や小売店のメールマガジンは発行部数には限界がありますが、効果は大きなものが期待できるのです。
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